4 10月

「本来の人間の姿にもどる」

生涯を日本の農村伝道に捧げられたアルフレッド・ラッセル・ストーン牧師が現在の東京都町田市にある、日本キリスト教団認可学校である鶴川学院・農村伝道神学校を設立した。
私は、その神学校の卒業生である。彼が、「土を愛し、人を愛し、神を愛せよ」と直筆で書いた聖書がある。
この彼の言葉を「土にかえり、人(=隣人)にかえり、神にかえれ」と言い換えて、心のタンスに折りたたんでしまってある。
その基本は、人間が人間として創造された本来の姿にもどることではなかろうか。
自分に正直に、つまり、自分のありのままの姿を受け入れるように創造されている。
それをいつも忘れることなく、心掛けて生きることができたら、どんなにしあわせな生涯をおくることができるだろうかといつも哲学する私が存在する。